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JavaScriptとHTMLで作るテトリス:ステップバイステップガイド

JavascriptとHTMLで作るテトリスステップ倍ステップガイド 作ってみた!

JavaScriptとHTMLを使って、クラシックなパズルゲーム「テトリス」を自作してみませんか?本ガイドでは、初心者でも理解できるように、基本の実装から応用までを詳しく解説します。

はじめに

テトリスを作る目的と意義

ここではテトリスを作る上での目的や意義について解説します。ゲームを通じてプログラミングスキルを向上させましょう。テトリスはシンプルながらも奥深いゲームであり、ゲーム開発に必要な様々な要素を学ぶことができます。例えば、ゲームのルールを実装するロジック、グラフィックを描画する技術、ユーザー入力を受け取る方法、ゲームの進行を管理する仕組みなど、幅広いプログラミングスキルを習得することができます。また、テトリスは世界中で愛されている人気ゲームであり、自分で作ったテトリスを公開することで、多くの人と共有し、喜びを分かち合うことができます。さらに、テトリスはゲーム開発の基礎を学ぶための最適な題材です。シンプルなルールと分かりやすいゲーム性により、初心者でも比較的容易に開発に取り組むことができます。ゲーム開発の基礎を固め、より複雑なゲームに挑戦するための第一歩として、テトリス開発に挑戦してみましょう。

必要なツールと環境

テトリス開発に必要なツールやソフトウェアについて説明します。事前にインストールが必要なものも確認してください。テトリス開発には、テキストエディタ、ウェブブラウザ、そしてJavaScriptとHTMLの知識が必要です。テキストエディタはコードを記述するためのツールであり、Visual Studio CodeやAtomなどの無料のテキストエディタがおすすめです。ウェブブラウザは、開発したテトリスを動作させるために必要です。Google ChromeやMozilla Firefoxなどの一般的なウェブブラウザを使用することができます。JavaScriptは、ウェブページに動的な機能を追加するためのプログラミング言語です。HTMLは、ウェブページの構造を定義するための言語です。これらの言語の基本的な知識があれば、テトリス開発を始めることができます。

基本的な概念の復習

JavaScriptやHTMLの基本的な概念を復習します。このセクションでは必要な知識をしっかりと確認します。JavaScriptは、ウェブページに動的な機能を追加するためのプログラミング言語です。変数、演算子、条件分岐、ループなどの基本的な概念を理解しておく必要があります。HTMLは、ウェブページの構造を定義するための言語です。要素、属性、タグなどの基本的な概念を理解しておく必要があります。これらの概念を理解していれば、テトリス開発をスムーズに進めることができます。

キャンバスの設定

キャンバス要素の作成

キャンバス要素をHTMLファイルに追加し、ゲームの表示領域を設定する方法を学びます。キャンバス要素は、HTML5で導入された新しい要素であり、2Dグラフィックを描画するために使用されます。キャンバス要素を作成するには、HTMLファイルに以下のようなコードを追加します。

<canvas id="myCanvas" width="300" height="600"></canvas>

このコードは、idが”myCanvas”、幅が300ピクセル、高さが600ピクセルのキャンバス要素を作成します。このキャンバス要素に、JavaScriptを使ってテトリスのゲーム画面を描画していきます。

2Dコンテキストの取得

JavaScriptを使って2Dコンテキストを取得し、描画の準備を行います。2Dコンテキストは、キャンバス要素に描画を行うためのオブジェクトです。2Dコンテキストを取得するには、以下のようなコードを使用します。

const canvas = document.getElementById("myCanvas");

const ctx = canvas.getContext("2d");

このコードは、idが”myCanvas”のキャンバス要素を取得し、2Dコンテキストを取得して変数ctxに格納します。このctxオブジェクトを使って、キャンバス要素に図形を描画することができます。

簡単な図形の描画

キャンバスに簡単な図形を描画する実験を行い、基本的な描画方法を学びます。2Dコンテキストには、様々な図形を描画するためのメソッドが用意されています。例えば、fillRect()メソッドは、塗りつぶされた長方形を描画します。以下は、キャンバスに赤い長方形を描画するコードです。

ctx.fillStyle = "red";

ctx.fillRect(10, 10, 50, 50);

このコードは、fillStyleプロパティに赤い色を設定し、fillRect()メソッドを使って、x座標10、y座標10、幅50、高さ50の長方形を描画します。このように、2Dコンテキストを使って様々な図形を描画することができます。

JavaScriptとCANVASでテトリス風の落ち物ゲームをつくる

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テトリスの基本構造

ゲームボードの初期化

二次元配列を用いて、テトリスのゲームボードを初期化する方法を解説します。テトリスのゲームボードは、10列×20行のブロックで構成されています。このゲームボードをJavaScriptで表現するには、二次元配列を使用します。二次元配列は、行と列で構成されたデータ構造であり、ゲームボードの各ブロックの状態を格納することができます。以下は、ゲームボードを初期化するコードです。

const board = [];

for (let i = 0; i < 20; i++) {

board[i] = new Array(10).fill(0);

このコードは、20行×10列の二次元配列を作成し、各要素に0を格納します。0は、ブロックが置かれていない状態を表します。このゲームボードを使って、テトリスのゲームロジックを実装していきます。

テトリミノの定義と生成

テトリミノの形状と生成方法について学び、ゲームに登場するブロックを定義します。テトリミノは、テトリスに登場するブロックのことで、7種類の形状があります。それぞれの形状をJavaScriptで定義し、ランダムに生成する機能を実装します。以下は、テトリミノの形状を定義するコードです。

const tetrominoes = [

[

[0, 0, 0, 0],

[1, 1, 1, 1],

[0, 0, 0, 0],

[0, 0, 0, 0]

],

[

[2, 0, 0],

[2, 2, 2],

[0, 0, 0]

],

// ... 他のテトリミノの形状

];

このコードは、7種類のテトリミノの形状を二次元配列で定義しています。1はブロックが置かれている状態、0はブロックが置かれていない状態を表します。このテトリミノの形状をランダムに選択し、ゲームボードに配置することで、テトリスのゲームが進行します。

衝突判定の実装

テトリミノとゲームボードの衝突を判定し、ゲームのルールに従って処理を行います。テトリミノがゲームボードの底や他のブロックに衝突した場合、その位置に固定されます。衝突判定は、テトリミノの形状とゲームボードの状態を比較することで行います。以下は、衝突判定を行うコードです。

function checkCollision(board, tetromino, x, y) {

// テトリミノの各ブロックをループ処理

for (let row = 0; row < tetromino.length; row++) {

for (let col = 0; col < tetromino[row].length; col++) {

// ブロックが置かれている場合

if (tetromino[row][col] !== 0) {

// ゲームボードの範囲外または他のブロックと衝突している場合

if (y + row < 0 || y + row >= board.length ||

x + col < 0 || x + col >= board[0].length ||

board[y + row][x + col] !== 0) {

return true; // 衝突

}

}

}

}

return false; // 衝突なし

}

このコードは、テトリミノの各ブロックをループ処理し、ゲームボードの範囲外または他のブロックと衝突しているかどうかを判定します。衝突している場合はtrueを返し、衝突していない場合はfalseを返します。この衝突判定の結果に基づいて、テトリミノの移動や固定を制御します。

ブロックの操作と描画

キーボード操作の追加

キーボードイベントを取り入れ、プレイヤーがブロックを操作できるようにします。プレイヤーは、矢印キーを使ってテトリミノを左右に移動したり、回転させたりすることができます。キーボードイベントを処理するには、以下のようなコードを使用します。

document.addEventListener("keydown", function(event) {

// 矢印キーが押された場合

if (event.key === "ArrowLeft" || event.key === "ArrowRight" ||

event.key === "ArrowUp" || event.key === "ArrowDown") {

// テトリミノの移動や回転処理

}

});

このコードは、キーボードイベントが発生した際に、イベントオブジェクトeventを受け取ります。event.keyプロパティには、押されたキーの情報が格納されています。この情報を使って、テトリミノの移動や回転処理を行います。

ブロックの回転と移動

テトリミノを回転させたり、左右に移動させるためのロジックを実装します。テトリミノの回転は、テトリミノの形状を90度回転させることで実現します。左右の移動は、テトリミノのx座標を調整することで実現します。以下は、テトリミノを回転させるコードです。

function rotateTetromino(tetromino) {

// テトリミノの形状を90度回転

const rotatedTetromino = [];

for (let col = 0; col < tetromino[0].length; col++) {

rotatedTetromino[col] = [];

for (let row = tetromino.length - 1; row >= 0; row--) {

rotatedTetromino[col][row] = tetromino[row][col];

}

}

return rotatedTetromino;

}

このコードは、テトリミノの形状を90度回転させ、新しいテトリミノを返します。この回転処理を、キーボードイベントで呼び出すことで、プレイヤーはテトリミノを回転させることができます。

描画の最適化

ゲームのパフォーマンスを向上させるために、描画の最適化技術を適用します。ゲームの描画処理は、パフォーマンスに大きな影響を与えます。特に、ゲームボードやテトリミノを頻繁に描画する場合は、描画処理の最適化が重要になります。描画の最適化には、以下のような方法があります。

  • – 不要な描画を減らす
  • – 描画する範囲を限定する
  • – 描画バッファを使用する

これらの方法を適切に組み合わせることで、ゲームのパフォーマンスを向上させることができます。

ゲームの進行管理

メインゲームループの実装

ゲームが動作し続けるためのメインループを実装し、タイミングをコントロールします。メインゲームループは、ゲームの処理を繰り返し実行する仕組みです。ゲームループでは、テトリミノを落下させたり、ゲームボードの状態を更新したり、画面を描画したりする処理を行います。以下は、メインゲームループを実装するコードです。

function gameLoop() {

// テトリミノを落下させる

// ゲームボードの状態を更新する

// 画面を描画する

// 次のフレームをリクエストする

requestAnimationFrame(gameLoop);

}

このコードは、gameLoop()関数を繰り返し実行します。requestAnimationFrame()メソッドは、ブラウザの描画サイクルに同期して、次のフレームをリクエストします。これにより、ゲームがスムーズに動作します。

スコアとレベル管理

プレイヤーのスコアリングとレベルアップのロジックを追加し、ゲームの進行を管理します。プレイヤーがブロックを消すとスコアが加算され、一定のスコアに達するとレベルアップします。レベルアップすると、テトリミノの落下速度が速くなるなど、ゲームの難易度が上昇します。以下は、スコアとレベルを管理するコードです。

let score = 0;

let level = 1;

function updateScore(lines) {

// 消したライン数に応じてスコアを加算

score += lines * 100 * level;

// レベルアップ処理

if (score >= level * 1000) {

level++;

}

}

このコードは、スコアとレベルを管理する変数を定義し、消したライン数に応じてスコアを加算し、一定のスコアに達するとレベルアップする処理を実装しています。

ゲームオーバーの処理

ゲームオーバーの条件を定義し、その際の処理を実装します。ゲームオーバーは、テトリミノがゲームボードの上部に達した際に発生します。ゲームオーバーが発生した場合、ゲームを停止し、ゲームオーバー画面を表示します。以下は、ゲームオーバーの処理を実装するコードです。

function checkGameOver(board) {

// ゲームボードの上部にブロックがある場合

for (let col = 0; col < board[0].length; col++) {

if (board[0][col] !== 0) {

return true; // ゲームオーバー

}

}

return false; // ゲームオーバーではない

}

このコードは、ゲームボードの上部にブロックがあるかどうかを判定します。ブロックがある場合はtrueを返し、ない場合はfalseを返します。この判定結果に基づいて、ゲームオーバー処理を行います。

さらなる改善と応用

ハイスコアボードの追加

プレイヤーのスコアを記録し、ハイスコアボードに表示する機能を追加します。ハイスコアボードは、プレイヤーの最高スコアを記録し、ランキング形式で表示する機能です。ハイスコアボードを実装するには、ローカルストレージやデータベースを使用することができます。ローカルストレージは、ブラウザにデータを保存する機能であり、データベースは、サーバーにデータを保存する機能です。

サウンドの導入

ゲームに効果音を追加し、よりリアルな体験を提供します。効果音は、ゲームの雰囲気を盛り上げたり、プレイヤーに情報を伝えたりするために使用されます。効果音を追加するには、HTML5のAudio APIを使用することができます。Audio APIは、ウェブページに音声ファイルを読み込み、再生するための機能を提供します。

ゲームのカスタマイズ

ゲームの難易度設定やカスタマイズオプションを追加し、ユーザーが自分に合ったゲーム体験を楽しめるようにします。ゲームの難易度設定は、テトリミノの落下速度やブロックの形状などを変更することで実現できます。カスタマイズオプションは、ゲームのテーマや背景音楽などを変更することで実現できます。

まとめ

学習の振り返り

ここまで学んできた内容を振り返り、今後のステップについて考えます。このガイドでは、JavaScriptとHTMLを使ってテトリスを作るための基本的な手順を解説しました。キャンバスの設定、ゲームボードの初期化、テトリミノの定義と生成、衝突判定の実装、ブロックの操作と描画、ゲームの進行管理、さらなる改善と応用など、様々な要素について学びました。これらの知識を基に、より複雑なゲームに挑戦したり、独自のゲームを作成したりすることができます。ゲーム開発は、創造性と技術力を活かせる魅力的な分野です。ぜひ、このガイドで学んだことを活かして、様々なゲームに挑戦してみてください。

あんちゃん
あんちゃん

テトリス制作の各リンクはこちらだよ!

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