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wifi 中継器 wifi6対応か確認したら、うちは0台でした

OneMesh対応の中継器をつなぐとSSIDが1つにまとまり、家の中を移動しても接続が自動で切り替わる仕組みを表した図 ガジェット
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ぼくが遅さを感じるのは、データを移動したりコピーしたりするときです。とくに写真や動画の整理をしていると時間がかかって、遅いと感じます。NASとやり取りするときや、他のパソコンと連携するときによく起きます。つまりぼくの場合、ネットの回線そのものというより、家の中の機器同士のやり取りで待たされている感じです。

「wifi 中継器 wifi6」と検索してここに来られた方へ、先に結論から書きます。中継器を選ぶときは、中継器自体がWi-Fi 6かどうかだけでなく、家にあるルーターと子機の規格まで含めて揃える必要があります。ぼくの家は2階建てで、1階にルーター、2階に中継器と古い自作パソコンを置いています。今回、自作パソコンのWi-Fi子機をWi-Fi 6の新しいものに買い替えようとしたところ、手持ちの中継器を数えてみたら3台とも古い規格のままで、これでは新しい子機の性能が生かせないことが分かりました。この記事では、ぼくの家で実際に起きたこの噛み合わせのズレと、次に何を買うつもりかを書きます。

1階のルーターと2階の中継器、自作パソコンをつないだ自宅のWi-Fi構成図

ぼくが今回買ったのは、TP-LinkのArcher TX50UというUSB接続のWi-Fi子機です。Wi-Fi 6(規格名でいうと802.11ax)に対応していて、5GHz帯で最大2402Mbpsという理論値が出るタイプです。注文したのは8月31日で、まだ手元に届いていません。

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「wifi 中継器 wifi6」を調べる前に、うちの家のWi-Fi環境を整理します

1階にルーター、2階に中継器と自作パソコン

ぼくの家は1階と2階に分かれていて、光回線の機器とWi-Fiルーターは1階に置いています。ルーターはTP-LinkのArcher AX73で、Wi-Fi 6対応・5GHz帯は最大4804Mbpsという、かなり速いモデルです。問題は2階です。2階には自作パソコンを置いているのですが、1階と2階の間にLANケーブルを通す工事はしていないので、有線LANは引けません。そこで2階では、TP-Linkの中継器RE300を使って、1階のWi-Fi電波を受けて再送信する形にしています。

ちなみに、うちの機器を並べてみると、ルーターも中継器も、今回買った子機も、全部TP-Link製です。以前、TP-Linkのルーターの危険性について自宅で調べた記事を書いたことがあります。あの記事で分かったのは、実際にバックドアが見つかったZbtlinkと、供給網のリスクが指摘されているだけのTP-Linkとでは、証拠のレベルが違うということでした。だから、その記事を書いたあとも、ぼくはTP-Link製品をすべて手放すという判断はしていません。今回の買い物も、その続きの判断ということになります。

TP-Link ルーター 危険性を自宅で調べてみた|証拠はないが警戒すべき理由があった
「TP-Link ルーター 危険性」を、自宅でTP-Link製ルーターを使う立場から調べました。バックドアが実際に見つかったのは別会社ですが、TP-Linkにはテキサス州の提訴やFCCの措置など別の懸念が向けられています。証拠が無いことと警戒すべき理由があることは別軸だと考えを整理した記録です。

自作パソコンの子機を確認したら、けっこう非力でした

2階の自作パソコンで今使っているWi-Fi子機は、ANEWKODIというUSB接続のアンテナ付き子機です。中身のチップはRealtekのRTL8811AUで、規格はWi-Fi 5(802.11ac)、アンテナは1本、5GHz帯の理論値は433Mbpsです。パソコン側の接続もUSB 2.0で、USB 3.0ではありません。今のパソコンが2012年ごろの構成のまま使い続けているものなので、この子機も当時の水準のまま止まっていたことになります。このパソコンの中身を1つずつ特定した話は、以前別の記事に書きました

手持ちの中継器を数えたら3台、全部Wi-Fi 5でした

RE300が2台、RE305が1台

子機をWi-Fi 6にすると決めたとき、ぼくは「新しい子機を挿せば速くなる」くらいに考えていました。でも念のため、家にある中継器を数えてみることにしました。結果は、RE300が2台、RE305が1台の合計3台。そして3台とも、規格はWi-Fi 5でした。3台とも867Mbpsどまりで、いちばん条件のよいRE305でも有線ポートは100Mbpsしかありません。Wi-Fi 6という文字は、うちの中継器のどこにも書かれていませんでした。

手持ちの機器を一覧にしてみると、こうなります。

品番 Wi-Fi世代 5GHzの速度 有線ポート アンテナ
ANEWKODI(USB子機・現行) Wi-Fi 5 433Mbps ー(USB 2.0接続) 1本(外付け)
RE300(中継器・2台) Wi-Fi 5 867Mbps なし 内蔵
RE305(中継器・1台) Wi-Fi 5 867Mbps 100Mbps 外部2本
Archer AX73(ルーター・参考) Wi-Fi 6 4804Mbps

こうして並べてみると、ルーターだけがWi-Fi 6で、そこから先の中継器と子機がまだWi-Fi 5のまま、という形がはっきり見えます。ぜひ読んでいる方も、家にある中継器の型番を一度確認してみてください!箱を捨ててしまっていても、本体の裏か側面に型番のシールが貼ってあります。

子機だけ新しくしても、途中で頭打ちになる理由

今回買ったArcher TX50Uは、5GHz帯で理論値2402Mbpsです。でも2階のパソコンは、いま中継器のRE300を経由してルーターにつながっています。中継器と子機の間の速度は、中継器側の上限で頭打ちになります。つまりRE300を経由する限り、規格の上ではその3分の1ほど(867Mbps)が上限になります。子機だけを新しくしても、間に挟まっている中継器がWi-Fi 5のままでは、本来の速さは出ません。これが今回いちばん伝えたい噛み合わせの問題です。

中継器を買うなら、OneMeshとEasyMeshを混同しないようにします

OneMeshとEasyMeshは別の仕組みです

中継器を買い替えるなら、5GHzの速度がWi-Fi 6であることに加えて、もう1つ確認しておきたい項目があります。それが「メッシュ機能」の対応です。ぼくのルーター、Archer AX73はTP-Link独自のOneMeshという機能に対応しています。TP-Link公式のOneMeshの説明ページによると、対応ルーターと対応中継器をつなぐだけで、Wi-Fiの名前(SSID)を1つにまとめ、家の中を移動しても接続が自動で切り替わる仕組みだそうです。ここで気をつけたいのは、似た名前のEasyMeshという規格もあることです。EasyMeshはメーカーをまたいで使える業界標準の仕組みで、TP-Link独自のOneMeshとは別物です。「メッシュ対応」という表示だけを見て選ぶと、EasyMeshにしか対応していない中継器を買ってしまい、うちのAX73とはOneMeshで組めない、ということが起こり得ます。

OneMesh対応の中継器をつなぐとSSIDが1つにまとまり、家の中を移動しても接続が自動で切り替わる仕組みを表した図

候補にした3機種を、実際に調べて比べました

候補として、TP-LinkのWi-Fi 6中継器3機種(RE605X・RE700X・RE705X)の公式スペックと、楽天市場の価格を実際に調べました。価格は2026年9月1日時点のものです。

項目 RE605X RE700X RE705X
規格 Wi-Fi 6(AX1800) Wi-Fi 6(AX3000) Wi-Fi 6(AX3000)
5GHzの速度 1201Mbps 2402Mbps 2402Mbps
アンテナ 外部2本 内蔵2本 外部2本
有線LANポート 1Gbps×1 1Gbps×1 1Gbps×1
OneMesh 対応 公式の製品ページにOneMeshの記載がありません 対応
楽天価格(2026年9月1日調べ) 3,022円〜 7,678円 6,980円

この表を作っていて、いちばん驚いたのがRE700Xです。5GHzの速度はRE705Xとまったく同じ2402Mbpsなのに、TP-Link公式の仕様ページを見ると、対応するメッシュ機能は「EasyMesh互換」とだけ書かれていて、OneMeshの記載がありませんでした。しかも価格は7,678円と、OneMeshに対応しているRE705X(6,980円)より高いんです。速さだけを見てRE700Xを選ぶと、値段は高いのに、うちのAX73とはOneMeshで組めない中継器を買うことになるところでした。ちなみにArcher AX73の製品ページでも、OneMesh対応であることは確認済みです。速度の数字だけでなく、家にあるルーターの仕組み(OneMeshかEasyMeshか)まで確認してから選ぶ必要があると、身をもって分かりました。

買うなら「wifi 中継器 wifi6」に加えてOneMesh対応のRE705Xにするつもりです

理由1:子機の速度をそのまま受け止められる

RE705Xの5GHz速度は2402Mbpsで、今回買ったArcher TX50Uの5GHz速度(2402Mbps)とちょうど同じ数字です。実際に組んで測ったわけではないので断言はできませんが、仕様の数字を見る限り、この組み合わせなら子機側の性能を中継器側で頭打ちにせずに済むはずです。

理由2:有線ポートが1Gbpsある(ぼくの家では使えませんが)

1階から2階へLANケーブルは引けませんが、中継器と自作パソコンはどちらも2階にあります。ただし、ぼくの家は中継器とパソコンの位置が離れているので、短いLANケーブルで直接つなぐことはできません。中継器のそばにパソコンを置ける方なら、この有線ポートで直接つなげます。RE705Xならそのポートが1Gbpsです。今使っているRE300には有線ポートが無く、RE305も100Mbpsどまりです。

買う前に、あなたの家でも確かめられること

1. 型番からWi-Fi 6かOneMeshかを確認する

家にある中継器の型番が分かったら、次はTP-Link公式サイトでその型番の製品ページを開いてみてください。ここで1つ注意があります。仕様表の中にある「メッシュテクノロジー」欄だけを見て判断すると、取り違えることがあるんです。ぼくが実際にRE605X・RE700X・RE705Xの3機種を調べたとき、RE705Xは仕様表の「メッシュテクノロジー」欄には「EasyMesh互換」としか書かれていませんでした。仕様表だけを信じるとOneMesh非対応に見えてしまいますが、同じページの本文には「TP-Link OneMesh™対応」とはっきり書かれていました。正しく見分けるには、仕様表の欄ではなく、製品ページ本文にOneMesh™の見出しや説明があるかどうかを確認してください。公式の仕様表だけで判断すると、実際は対応しているのに非対応と誤解してしまう機種があるので気をつけてください。

2. 買う前に、今の速度を測っておく

新しい機器を買う前に、今の速度がどれくらい出ているかを測っておくと、買い替えたあとの効果を比べられます。TP-Link公式のリンク速度の確認方法のページによると、Windowsでは「Windowsキー+R」で「ncpa.cpl」と入力し、出てきたWi-Fiのアイコンを右クリックして「状態」を開くと確認できるそうです(「設定」→「ネットワークと共有センター」→「アダプターの設定の変更」からたどり着く方法も紹介されていました)。測った数字の読み方にも注意が必要で、同じページには、リンク速度はあくまで規格上の理論値で、実際の通信速度は理想的な環境でも表示の40〜70%になると書かれています。うちの場合でいうと、867Mbpsあたりで頭打ちになっていたら、それは中継器RE300がWi-Fi 5である上限にぶつかっているということです。ぼくもTX50Uが届いたら、まずこの手順で今の速度を測ってみるつもりです。

まとめ:Archer TX50Uが届いたら、次にやること

今回分かったことを整理します。

  • Wi-Fi 6の子機を買っても、間に挟まる中継器がWi-Fi 5だと本来の速度は出ない
  • 手持ちの中継器3台(RE300×2・RE305)は、全部Wi-Fi 5だった
  • 中継器を選ぶときは、Wi-Fi 6かどうかに加えて、ルーターと同じOneMeshに対応しているかも確認する
  • OneMeshとEasyMeshは別の仕組みで、値段が高くてもOneMesh非対応の機種がある(RE700Xで実際に確認)

Archer TX50Uは、まだ手元に届いていません。届いたら、まずは今の中継器(RE300)につないだ状態でどれくらいの速度が出るかを測り、そのあとでRE705Xに替えた場合との差を確かめてみようと思います。同じように2階の部屋でWi-Fiが遅いと感じている方や、古いパソコンを使い続けている方は、まず家にある中継器の型番を確認して、Wi-Fi 6かどうか、ルーターと同じメッシュの仕組みに対応しているかの2点をチェックしてみてください!

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