Claude Codeのサイドチャット(/btw)が、最近になって使えない状態です。質問を送ると、赤い文字で「このセッションの環境に接続できませんでした。しばらくしてからもう一度お試しください。」と出て、答えが返ってきません。
何時間待っても、ブラウザやパソコンを再起動しても、日付が変わっても、表示は同じままでした。

サイドチャットがどんな機能かは、公式のページに説明があります。
Claude Codeの/btwが使えない?
画面に出ていたのは、サイドチャットの小さなパネルです。送った質問は「この内容を具体的に教えて。」で、その下に、さっきのエラーが赤字で並んでいました。
ぼくの場合、claude.ai/code のWeb版でも、デスクトップアプリでも、同じエラーでした。メインで使っていたのは、クラウドのセッションです。クラウドのセッションというのは、Claude Codeを自分のパソコンではなく、クラウド上に用意された作業用のパソコンで動かすほうのことです。
新しく作り直したセッションでも出たような気がするんですが、はっきり覚えているわけではありません。
処理中に聞いてみた
ところが、赤い文字が出ていたのと同じクラウドのセッションで、あとからClaudeが処理を進めている最中にサイドチャットで質問してみたところ、答えが返ってきました!
同じセッションの同じサイドチャットなのに、動いたり動かなかったりしています。
| 状況 | サイドチャット |
|---|---|
| Web版(claude.ai/code) | エラーが出た |
| デスクトップアプリ | エラーが出た |
| 同じセッションで、Claudeが処理を進めている最中 | 答えが返ってきた |
| 処理が終わった直後 | 試していない |
| 処理が終わって、しばらくたったあと | 試していない |
途中で聞けるのだから、終わったあとでも聞けるんじゃないかと思っています。ただ、これは予想で、確かめた結果ではありません。
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今すぐ試せる切り分け
同じエラーで止まっているなら、次の順に試すと、どこで途切れているかの見当がつきます。
- 普通のメッセージを送る。サイドチャットではなく、いつもの入力欄から短い質問を送ります。これも返ってこないなら、サイドチャットだけの問題ではなさそうです。
- 処理が動いている最中に聞く。Claudeに少し時間のかかる作業を頼んで、動いているあいだにサイドチャットで質問します。ぼくは、赤い文字が出ていたのと同じセッションで、この状態にしたら答えが返ってきました。
- 新しいセッションを作る。古いセッションだけの問題かどうかが分かります。
- 画面を替える。Web版で出るならデスクトップアプリで、というふうに試します。ぼくはどちらの画面でも同じエラーでした。
- ローカルのセッションで試す。公式がサイドチャットの対応先として書いているのはローカルなので、比べる相手にちょうどいいです。
- クラウドのセッションを開き直す。claude.ai/code から開き直すと新しい作業環境が用意される、と公式が書いています。ぼくは、ブラウザやパソコンの再起動と、別のセッションを開いて戻ってくる操作を試しましたが、エラーは変わりませんでした。
4でWeb版とデスクトップアプリを見比べるときは、画面が2枚あると、両方を並べて見られて楽です。WINTENの15.6インチのモバイルモニターは、パソコンとつなぐ端子がUSB-CとHDMIの2種類で、楽天で16,800円でした(10月29日時点)。
サイドチャットとは
サイドチャットは、いま進めている作業の会話に何も足さないまま、横から別の質問を投げられる機能です。公式ドキュメントの「インタラクティブモード – Claude Code Docs」では、/btw をこう説明しています。
現在の作業に関する質問をしながら、会話履歴に追加しないようにします
開くときは、Macなら Cmd+;、Windowsなら Ctrl+; を押すか、入力欄に /btw と打ちます(デスクトップアプリの説明です)。今回のエラーに関わりそうな説明は、次の3つです。
- 答え方:会話にすでにあることだけで答えます。公式の言葉では「補足質問は既にコンテキストにあるものからのみ回答します」で、ファイルを読んだり、コマンドを動かしたり、検索したりはできません(インタラクティブモード)。
- 作業中でも使える:「Claude が応答を処理している間でも
/btwを実行できます」とあります(同じページ)。 - 対応しているセッション:「サイドチャットはローカル、SSH、および WSL セッションで利用可能です」と書かれています(「Desktop application – Claude Code Docs」)。ローカルは手元のパソコンで動かすセッション、SSHは別のパソコンに遠隔でつないで動かすセッション、WSLはWindowsの中でLinuxを動かす仕組みの上のセッションです。
ローカルとクラウドの違いは、前に別の記事で書いています。

公式が書いていること
このエラー文そのものを説明した公式の資料は、読んだ中にはありませんでした。クラウドのセッションについて書かれたページを読むと、こんなことが書いてありました。
クラウドの作業環境
クラウドのセッションは、しばらく触らないでいると止まります。公式の「クラウドで Claude Code を使用する – Claude Code Docs」の「環境の有効期限切れ」には、こうあります。
クラウドセッションは非アクティブ期間後に停止し、セッションの VM は回収されます。
VMは、クラウド上に用意される作業用の仮想パソコンのことです。止まったセッションは、claude.ai/code から開き直すと新しい環境が用意されて、会話の履歴は戻ります。動いていたコマンドなどは戻りません。何分くらい触らないと止まるのかは、書かれていないようです。
クラウドのセッション向けのクレジット配布については、こちらに書いています。

Web版のClaude Codeでプロジェクトを設定する話は、こちらです。

サイドチャットの対応先
サイドチャットの対応先として公式に載っているのは、ローカル、SSH、WSLの3つです。クラウドのセッションを説明している先ほどのページには、サイドチャットや /btw の話が出てきません(10月29日に読んだ時点)。使えるとも、使えないとも書かれていないんです。
公式の障害情報
障害かもしれないと思って、公式のステータスページ(Claude Status。※英語サイト・自動翻訳推奨)の履歴も見てみました。9月3日から10月28日までのあいだに、クラウドのセッションやサイドチャットの障害は載っていませんでした。「障害だから待てば直る」とは、今のところ言えなさそうです。
考えられる理由
公式に書かれていることと、ぼくの画面で見えたことを重ねると、こんな流れが考えられます。
クラウドのセッションは、しばらく触らないでいると作業環境が回収されます。止まっているセッションでサイドチャットを開くと、もう無くなった環境につなごうとして、あのエラーが出るのかもしれません。Claudeが処理を進めている最中は環境が動いているので、答えが返ってくるのかもしれません。そう考えると、同じセッションの中で、処理が走る前は赤字、処理が走っている間は答えた、というぼくの画面の動きと合います。
ただ、この流れだけでは説明がつかないところも残ります。公式には、開き直せば新しい作業環境が用意されるとあるのに、ぼくの画面では、ブラウザやパソコンを再起動しても、別のセッションを開いて戻ってきても、エラーが出続けました。デスクトップアプリでも同じように試しています。これで接続しなおしたことにはなっていると思いますが、公式が言う開き直しと同じだったかは、はっきりしません。
もうひとつは、サイドチャットがクラウドのセッションを想定しておらず、使える場面が限られている、という可能性です。公式の対応先に、クラウドは載っていません。ただ、ぼくが処理中に答えをもらったのもクラウドのセッションなので、クラウドでは全く動かない、とは言えません。
Anthropic側の不具合も頭をよぎりますが、公式のステータスページに載るような障害は見当たらないので、どれにも決め手はまだありません。
ここまでのまとめ
同じエラーが出ているなら、まずは処理が動いている最中に聞いてみてください。それでも答えないときは、新しいセッション、ローカルのセッションの順に比べると、どこで途切れているかの見当がつきます。
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直った方や、原因が分かった方がいたら、教えてください。

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