「ミニpc ゲーム おすすめ」で検索してこの記事にたどり着いた方は、たぶんぼくと同じ悩みを持っていると思います。前回の記事で、ぼくの手持ちのノート2台のうち、Lenovo IdeaPad Slim 560 Pro(GTX 1650)はエースコンバット8の動作環境を満たさず、ASUS TUF Gaming A15(RTX 4060)なら遊べそうだ、というところまで分かりました。

「じゃあLenovo側の人はどうすればいいの?」というのが今回のテーマです。タワー型のデスクトップPCを置く場所は無いけど、ノートPCみたいな感覚でもう1台足せないか。ミニPCなら安く済むんじゃないか、と思って本気で値段を積んでみました。結論から言うと、ミニpc ゲーム おすすめの答えは「内蔵グラフィックスだけでは無理、外付けか中古ノートなら現実的」でした。なお、エースコンバット8の発売は2026年10月2日です。この記事を書いている時点ではまだ誰も実際に遊べないので、ここで書く「動く・動かない」は、すべてSteam公式の動作環境の数字と手持ちの機械のスペックを突き合わせた見立てです。
ミニpc ゲーム おすすめの前に確かめたいこと:そもそも今のASUSは高い
ぼくが今使っているASUS TUF Gaming A15(Ryzen 7 7735HS・RTX 4060・16GB)は、16万円くらいで買った記憶があります。ところが今、同じくらいのスペックを買おうとすると事情が変わっていました。
後継機(上位構成)は40万円近くになっていました
同じシリーズの後継機「ASUS TUF Gaming A16」は、2025年6月の発売時が249,800円でした。それが2026年8月25日時点の最安値では387,475円まで上がっています(価格.comの価格の移り変わりで確かめました。2026年8月25日調べ)。CPUがRyzen 9、メモリが32GBとぼくのパソコンより上位のモデルなので単純比較はできませんが、「同じくらいのゲーミングノートが20万円を超える」という感覚は、この数字で裏付けが取れました。
パソコン全体が値上がりしている時期でもあります
2026年に入ってDRAM・NANDの価格が上がっているというニュースを、マイナビ(2026年4月)などの複数の媒体で見かけました。ノートPC全体の値段が上がっている時期に、動かないLenovoの代わりに、もう1台ゲーミングノートを買い足すのは正直しんどいなと思いました。
16万円で買える価格帯のミニPCの内蔵グラフィックスでは、エースコンバット8に届きませんでした
まず一番シンプルな道、「グラフィックボードを積まないミニPCだけで済ませる」を確かめました。
3DMarkのスコアで比べてみると半分以下
ミニPCの内蔵グラフィックス(Radeon 890M)の3DMark Time Spyスコアは3,878点でした(PC Watchの西川和久さんのコラムで実測されていた数値です)。一方、エースコンバット8の最低要件に挙げられているグラフィックス(RTX 2060)は約7,000〜9,300点、もう一つの最低要件(Radeon RX 6600 XT)は約11,000〜12,000点とされています。
半分にも届いていません。16万円で買えるような価格帯のミニPCの内蔵グラフィックスだけで「安く済ませる」道は、数字を見る限り厳しいというのが正直な結論です。
ただし例外もあるようです。Radeon 8060S(Ryzen AI Max+ 395を積んだ「Strix Halo」というタイプ。GMKtec EVO-X2など)だけは、3DMark Time Spyで約10,100〜10,200点とされていて、RTX 4060 Laptop(約10,500点)にほぼ並びます。ただしこのタイプを積んだ機種は本体だけで28万〜39万円する(2026年8月25日調べ)ので、今回の16万円という予算からは外れます。(RTX 2060以下のスコアも含め、ここに挙げた点数は3DMarkのスコアをまとめている複数のサイトで見た数字の幅です。2026年8月25日に確認しました。)
タスクマネージャーで自分のパソコンを確かめる方法
ちなみに、自分のパソコンのグラフィックスが何なのか分からないという方は、以前タスクマネージャーとリソースモニターでボトルネックを見抜く記事を書いたので、そちらも参考にしてみてください。
ノートPCでも爆速マイクラ!タスクマネージャとリソースモニターでボトルネックを見抜く完全攻略
外付けのグラフィックボードを足す道は、16万円ぎりぎりでした
内蔵グラフィックスがダメなら、外付けのグラフィックボードを足せばいいんじゃないか。調べてみたら、実際に組める構成が見つかりました。
内訳:ミニPC本体+eGPUドック+中古グラフィックボード
まずはミニPC本体です。「GMKtec NucBox M8」(Ryzen 5 PRO 6650H・Radeon 660M・メモリ16GB/SSD 512GB・OCuLink搭載)が楽天市場で64,510円でした(2026年8月25日調べ)。エースコンバット8の最低要件はメモリ16GB・SSDの空き125GBなので、メモリはちょうど条件どおり、SSDも512GBあれば125GBの空きは十分に作れます。なお、エースコンバット8はOSがWindows 11必須で、推奨環境のメモリは32GBです。16GBは最低要件のほうにちょうど届く量になります。
Amazonでも扱いがありました。普段Amazonを使っている方はこちらからどうぞ。GMKtec NucBox M8(ミニPC本体)をAmazonで見る
ここに外付けのeGPUドックとグラフィックボードを足します。eGPUドック「AOOSTAR AG02」(800W電源内蔵。電源ユニットを別で買わなくて済みます)が40,569円、中古のグラフィックボード「RTX 4060」(じゃんぱら・保証1週間)が49,980円でした(いずれも2026年8月25日に楽天市場で調べた時点の価格です)。3つを合計すると155,059円になります。16万円まで残り約4,900円しか余裕がなく、送料やケーブル代を足すと少し超えるかもしれません。このドックは店によって値段が違って、次に安い店だと46,005円でした(2026年8月25日調べ)。一番安い店が売り切れると、合計は16万円を超えます。
こちらもAmazonに同じものがありました。AOOSTAR AG02(外付けGPUドック)をAmazonで見る
1つだけ注意点があります。OCuLinkのケーブルがドックに付いてくるかどうかは、商品ページには書かれていませんでした。注文するときに、同梱か別売りかを確認してみてください。
正直に言うと、箱が2つに増えます
実際に組んだわけではないので断言はできませんが、値段と仕様を見るかぎり、この構成なら大丈夫なはずです。買う前に、ミニPC側のOCuLink端子、ドックとの相性、ケーブルが同梱かどうかだけは、販売店に確認してみてくださいね。ただ、正直なところを一つ書いておきます。ミニPC本体とeGPUドックで箱が2つに増え、ドックのほうはグラフィックボードがむき出しの構造です。ノートPC1台で完結していたところから、机の上に箱が増えるので、「よし!完成した!」というスッキリした感じにはならないな、というのがぼくの感想です。
中古のゲーミングノートなら6万円台という道もあります
もう一つ、単純に中古のゲーミングノートに買い替える道も調べました。こちらのほうが箱は1つで済みます。
値段が安い理由は「訳あり」ではなさそうでした
今回見つけた中古ノートがこちらです。ThirdWave GALLERIA XL7R-R36(Ryzen 7 5800H・GeForce RTX 3060 Mobile・メモリ16GB・SSD 512GB・15.6型144Hz・2.1kg)の中古品が67,882円で出ていました(2026年8月25日に楽天市場で調べた時点の価格です)。エースコンバット8の最低要件(メモリ16GB・SSDの空き125GB)はこちらもクリアしています。ただしOSはWindows 11が必須です。中古品は入っているOSが個体ごとに違うので、商品ページでWindows 11かどうかを必ず確かめてください。中古は1台ずつの商品なので、この記事を読んでいる時点では売り切れているかもしれません。
「さすがに安すぎて何か訳があるのでは」と思ったので当時の値段も調べてみたところ、GALLERIA XL7R-R36は2021年10月発売で、当時の価格は165,980円でした。約5年落ちで当時の約41%まで下がっているという計算になり、中古パソコンの値落ちとしてはごく普通の範囲でした。訳ありを疑う理由は見つかりませんでした。ただし中古は1台ずつ状態が違います。買うときは商品ページの状態表記と保証をご自分で確かめてください。
「動く」けど「快適」は別の話
RTX 3060はレイトレーシングに対応しているので、エースコンバット8の起動条件(最低要件RTX 2060)は上回ります。ただしエースコンバット8の推奨GPUはRTX 3070で、RTX 3060はそれより一段下です。動作の最低ラインはクリアできそうですが、ぬるぬる動くところまでは期待しないほうがよさそうです。メモリも推奨は32GBのところ16GBなので、その点でも最低ライン止まりです。予算をとにかく抑えたい方向けの選択肢として書いておきます。
ちなみに、ノートPCの予算をどう決めるかという話は、以前娘のパソコン探しでも同じような悩み方をしました。よければこちらもどうぞ。
娘のための完璧なPC探し!予算10万円、USB-Cフル機能搭載の道のり
買わずに済む道はないか考えてみました
ここまで新しく機械を買う前提で書いてきましたが、「そもそも買わずに済む道はないか」も考えました。
クラウドは当てにしないほうがよさそうです
クラウドゲーミングサービスのGeForce NOWは、NVIDIAのサーバー側でゲームを動かす仕組みなので、手元のパソコンの性能を問いません。Lenovo IdeaPad Slim 560 Pro(GTX 1650)でも、回線さえあれば画面を映すことはできるはずです。
ただ、調べてみると期待は持てませんでした。バンダイナムコは過去にダークソウル・エースコンバット・鉄拳・ソウルキャリバーといった自社作品をGeForce NOWから引き揚げたと報じられています。2023年にバンダイナムコ・ヨーロッパがGeForce NOWへ復帰したものの、対象はリトルナイトメアなどで、エルデンリングやソウル系のような看板タイトルは今も対象外のままだそうです。そして前作のエースコンバット7も、今もGeForce NOWで遊べません。エースコンバット8がGeForce NOWに来るという情報も、探した範囲では見つかりませんでした。「来ない」と決まったわけではありませんが、来る材料も今のところ無いので、クラウドという道もありますが、8も当てにしないほうがよさそうです。
PS5という道もありますが
据え置きのゲーム機、PS5という選択肢もあります。本体(デジタル・エディション)とソフトを合わせて、だいたい6.3万〜6.5万円という価格帯です(2026年8月25日調べ)。ただしPS5を使うにはテレビかHDMI入力のあるモニターが別に必要で、ノートパソコンの画面はそのままでは映像の入力に使えません。ぼくは据え置きのゲーム機を増やす気になれないので、値段だけ置いておきますね。
まとめ:今いちばん現実的なのは中古のゲーミングノートでした
ミニPCに外付けグラフィックボードを足す道(155,059円)、中古のゲーミングノートに買い替える道(67,882円)、クラウド、PS5と並べてみましたが、正直に言うと、箱が1つで済み、値段も一番抑えられる中古ゲーミングノートが、今いちばん現実的だとぼくは感じました。予算を抑えたいならGALLERIA XL7R-R36のような中古ノート、性能を優先するなら外付けグラフィックボードの構成、という選び方になると思います。
今のパソコンの値段の高さを、今回の値段調べであらためて思い知りました。ミニpc ゲーム おすすめを探している方は、この記事の内訳を参考に、自分の財布に合う道を選んでみてください。中古品は値段が動きやすいので、ぼくも実際に買うときはもう一度値段を見てみようと思います。



コメント