「エースコンバット8、パソコンでできる?」うちの子どもにそう聞かれました。9月にストーリートレイラーが公開されたという記事を読んで、すっかり遊びたくなったようです。「できるかもしれないけど、今のパソコンだと厳しいかもなあ」。そう答えつつ、ぼくは内心、なんとかしてやれないかと考えていました。ただ、息子が使っているLenovoのノートパソコンは、グラフィックボードの力が足りなくて、エースコンバット8が動きません。かといって、新しいパソコンやゲーム機を買うお金となると、正直厳しいです。そこで考えたのが、クラウドゲーミングでした。今持っているパソコンやスマホ、タブレットと、月々のお金だけで遊べたら、そんなにありがたい話はありません。

というわけで、日本向けに提供されているクラウドサービスを1つずつ確かめてみました。
エースコンバット8はPCでできますか?
エースコンバット8(エスコン8)はまだ発売前なので、2026年9月の時点で遊べるかどうかだけでなく、発売後にクラウドへ来そうかどうかも、順番に見ていきます。
エスコン8の発売日はいつ?
エースコンバット8の発売日は、バンダイナムコ公式サイトで2026年10月2日と案内されています。
確かめた3つのサービス
確かめたのは、日本向けに提供されている3つのクラウドゲーミングサービス、GeForce NOW・Xbox Cloud Gaming(Game Pass Ultimate)・PS Plus Premiumです。ShadowやBoosteroidという海外のサービスも見つけましたが、どちらも日本向けの案内が見当たらないので、3つとは分けて見ました。
クラウドゲーミングって何?
クラウドゲーミングは、ゲームを動かす計算を手元の機械ではなく、遠くにあるデータセンターの強いパソコンにやってもらう仕組みです。手元のスマホやパソコンは、映像を受け取って画面に映し、ボタンの入力を送り返すだけです。ネット回線を挟んで、映像のやり取りをリアルタイムでするイメージに近いです。
古い機械でも動いて見える理由
だからこそ、うちの古いパソコンやスマホでも、本来なら動かないはずの重いゲームの映像が映ります。実際に計算しているのはデータセンター側なので、手元の機械の性能はほとんど関係ありません。エースコンバット8がグラフィックボードにレイトレーシング対応を要求しているという話も、クラウド経由なら手元の機械には関係のない話になります。回線の速さと安定性のほうが大事になってきます。

スマホで使うコントローラー
スマホの画面をタップしてフライトシムを操作するのは、正直つらいです。クラウドゲーミングでスマホやタブレットを使うなら、Bluetoothでつなげるコントローラーがあると快適さがまるで違います。選ぶなら、こういうタイプがちょうどよさそうでした。

スマホやタブレットにワイヤレスでつないで使えるタイプです。iOSとAndroidの両方に対応していて、商品ページにはPS Remote Play・Xbox Cloud・Steam Link・GeForce Nowといったクラウドゲーミングサービスに対応している旨の記載があります。
日本で契約できるクラウド
GeForce NOW(NVIDIA直営)
GeForce NOWは、NVIDIAが提供しているクラウドゲーミングサービスです。日本では以前ソフトバンクやauが窓口になっていた時期もありましたが、ソフトバンク版は2024年3月、au版は2025年10月に終了していて、今はNVIDIAが直接運営しています。対応しているゲームを探してみても、エースコンバットシリーズは入っていないようです。同じバンダイナムコの鉄拳8も、非対応という情報を見かけました。
料金は、無料プランのほかにPerformance・Ultimateという有料プランがあります。2026年8月時点でゲーム系メディアが伝えていた数字だと、Performanceが月1,790円、Ultimateが月3,580円です。NVIDIA公式のGeForce NOWのページでは最新の料金表が見つからなかったので、契約を考える方は、公式サイトで最新の金額を見てみてください。
Xbox Cloud Gaming
Xbox Cloud Gamingは、マイクロソフトのサブスクリプション「Game Pass Ultimate」に入っていれば追加料金なしで使える機能です。遊べるのは、Game Passのカタログに収録されているタイトルと、自分で持っているゲームのうちクラウドに対応した一部のタイトルです。エースコンバット8がGame Passに収録されるという発表は、今のところ出ていないようです。
Game Pass Ultimateの月額は、2026年4月にマイクロソフトが公式に価格を見直していて、それまでの2,750円から1,550円に下がりました。マイクロソフト公式のXBOX Wire Japanで確認できた数字です。値段だけ見ると試しやすくなっています。
エースコンバット8はまだ収録されていませんが、Game Pass Ultimateにはほかにも数百本のゲームが入っています。1か月だけ試してみて、遊べるタイトルの幅を見てみるのもひとつの手だと思います。
PS Plus Premium
PS Plus Premiumも、ストリーミングで遊べるのは対象に指定されたタイトルだけです。パッケージで発売されている全部のゲームが遊べるわけではありません。エースコンバット8がこの対象に入るかどうかは、まだ決まっていないようです。月額は複数のメディアで1,550円と紹介されています。ソニー公式のPS Plusのページで料金の一覧を探しても見当たらなかったので、契約の前に公式の金額を見ておくと安心です。
海外のShadowやBoosteroid
調べているとShadowやBoosteroidという海外のクラウドゲーミングサービスも見つかりました。Shadowは公式のよくある質問で、どこからでも契約はできるものの、対応している国の外では品質を保証できないと書いています。国別のサイトは米国・カナダ・英国・フランス・ドイツ・欧州向けで、日本向けはありません。Boosteroidは、日本で使えるかどうかを案内する公式のページが、探しても出てこなくて、日本から契約して大丈夫なのか心配です。日本からだと、つながり具合もサポートも当てにできないので、おすすめしづらいです。
月額は、GeForce NOWが2026年8月時点のゲーム系メディアの報道、Xbox Cloud Gaming(Game Pass Ultimate)が2026年4月のマイクロソフト公式の発表、PS Plus Premiumが2026年5月時点の複数メディアの報道にもとづく数字です。エースコンバット8はまだ発売前のため、「今遊べるか」は2026年9月時点の対応状況を示しています。
エスコン7とGeForce NOW
エスコン7はクラウドで遊べた?
実は前作のエースコンバット7は、以前GeForce NOWで遊べていました。海外のゲームメディアが伝えている内容によると、2020年5月にNVIDIAが「パブリッシャーが許諾したタイトルだけを載せる」というオプトイン制に切り替え、その結果としてActivision・2K・ベセスダ・ロックスター・スクウェア・エニックス・コナミ・セガといった大手が軒並みGeForce NOWから離れました。エースコンバット7も2020年7月末に、ダークソウルや鉄拳と同じ時期に離れたそうです。それ以降は、再び対応したという話も出ていないようです。
2023年にはバンダイナムコ・ヨーロッパがGeForce NOWへ一部タイトルを戻したという報道も見かけましたが、対象はリトルナイトメアなどで、エルデンリングやソウルシリーズは対象外のままだそうです。エースコンバットシリーズがこの中に入っているという話は、出てきていないようです。
エスコン7がクラウドに戻らない訳
クラウド版は、契約プランによっては定額で遊び放題に近くなります。単品でソフトを売るビジネスとは相性がよくないタイトルもあるはずで、一度離れたタイトルをまた戻す手間や条件の調整が、そこまで急ぐ話になっていないのかもしれません。NVIDIAやバンダイナムコが「なぜ今も戻さないのか」を公式に説明した文章は見つかっていませんが、「エースコンバット8を積極的に外している」という材料も出ていないようなので、発売後の発表は引き続き見ておくつもりです。
発売後、クラウドに来る?
Xbox Game Pass
前作のエースコンバット7は、過去にXbox Game Passのカタログに収録された実績があるようです。前作が入ったことがある以上、エースコンバット8が発売後にGame Passへ来る可能性はゼロではないと思います。まだ何も決まっていないので、期待しすぎずに待ってみます。
PS Plus PremiumとPS Portal
PS Plus Premiumのストリーミング対象タイトルは、ソニーが随時追加しています。公式がクラウドストリーミングで遊ぶ機器として挙げているのは、PS5と、PS Portal リモートプレーヤー(PS5用の画面とコントローラーが一体になった専用機)です。PS Portalは、PS5本体に接続しなくても、サーバーから直接ストリーミングで遊べます。ただしPS Portalの希望小売価格は39,980円(2026年4月2日から)で、子ども(ファミリーメンバー)のアカウントでは使えません。エースコンバット8がここに追加されるかどうかは、今の時点で決まっていないので、こちらも発売後の追加待ちです。
2026年10月2日の発売後、どちらかのサービスに動きがあれば、この記事に追記していくつもりです。
発売までの過ごし方
エスコン7で待つなら?
発売までまだ少し時間があるので、その間に前作のエースコンバット7を遊んでおくという手もあります。ぼくと息子は、エースコンバット7をもう持っています。息子はLenovoのノートパソコンにThrustmaster(スラストマスター)のジョイスティックとスロットル(エンジンの出力を変えるレバーです)のセットをつないで、完全クリアしました。操縦の腕前もなかなかのものです。このセットのおかげで、申し分なく遊べています。まだ持っていない方は、Nintendo Switch版も出ているので、パソコンやPS5がなくても遊べます。
デラックスエディションには、6種類のダウンロードコンテンツもまとまって入っています。オンライン対戦にはNintendo Switch Onlineの加入が別途必要です。
安く遊ぶ、これまでの記事
今回はクラウドでしたが、このブログでは以前から、エースコンバット8を安く遊ぶ方法を1つずつ調べてきました。パソコンで動かせるかどうかを確かめた回はこちらです。

「今のパソコンでは無理でも、ミニPCなら安く済むのでは」と考えて実際に値段を積んでみた回はこちらのミニPCでゲーム環境を組む場合の記事にまとめています。ゲーム機を買う場合の値段についても、以前1本書きました。

続報として、この記事から2週間たった9月30日に、クラウドの対応やノートパソコンの値段が変わったかを調べ直した回もあります。

クラウドで遊べる場所はまだ見えていませんが、パソコン・ミニPC・ゲーム機は、このブログで値段まで調べてあります。自分の状況に近いものから読んでもらえればと思います。
まとめ
「エースコンバット8はPCでできますか」という子どもの問いから始めて、クラウドゲーミングで買わずに遊ぶ方法を調べました。2026年9月の時点では、GeForce NOW・Xbox Cloud Gaming・PS Plus Premiumのどれにもエースコンバット8は入っていなくて、今のところクラウドでは遊べない状況です。
ただし発売はまだ先の2026年10月2日で、Xbox Game PassとPS Plus Premiumには、発売後に追加される可能性が残っています。動きがあれば、この記事に追記します。それまでの間は、前作のエースコンバット7で待つか、パソコン・ミニPC・ゲーム機のどれが自分に合うかを、他の記事とあわせて考えてみてください。


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