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【完全版】コジマ新座店のミニ四駆棚が”札の壁”に… 絶望の果てに所沢店で見た、あまりにも完璧な楽園

ミニ四駆
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ミニ四駆レーサーにとって、いつでも頼れるパーツ供給基地があることは、心の平穏そのものです。ぼくは、その「当たり前」が揺らいでいる現場を1ヶ月以上、この目で見てきました。舞台は、かつて多くのレーサーで賑わっていた「コジマ×ビックカメラ新座店」。壁一面を埋め尽くすはずのパーツが、いつしか「在庫切れ」を知らせる札に置き換わっていく光景に、ぼくは言いようのない不安を感じていました。なぜ基本的なパーツすら入荷されないのか? この疑問を抱え、わらにもすがる思いで2025年10月31日、ぼくは「コジマ×ビックカメラ所沢店」へと向かいました。そしてそこで目の当たりにしたのは、新座店の光景とはあまりにも対照的な、希望に満ち溢れた売り場だったのです。これは、二つの店舗でぼくが実際に体験した、一部始終の記録です。


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謎は深まるばかり…コジマ×ビックカメラ新座店の「パーツの壁」の今

かつて、その圧倒的な品揃えからミニ四駆の聖地とまで呼ばれたコジマ×ビックカメラ新座店。ぼくもその魅力に惹かれた一人で、何かあれば新座店に行けば解決する、そう信じていました。しかし、2025年の秋、その信頼は静かに、しかし確実に崩れ去っていきました。1ヶ月以上にわたる定点観測を通じて見えてきたのは、希望ではなく、増え続ける「在庫切れ」の札という現実でした。マシンを走らせるための立派なサーキットはそこにあるのに、セッティングを進化させるためのパーツが手に入らない。このアンバランスな状況は、一体何を意味するのでしょうか。

定点観測で見た「在庫切れ札」の増殖という現実

ミニ四駆のパーツ棚でよく見る光景は、人気商品が売れた後に残る「空のフック」です。それは活気のある証拠であり、次回の入荷を期待させるものでもあります。しかし、ぼくが新座店で見たのは、それとは全く質の異なる光景でした。フックは空なのではなく、商品があったであろう場所には、無機質な「在庫切れ」の札がびっしりと掛けられていたのです。

2025年の8月から10月にかけて、ぼくは何度も新座店に足を運びましたが、その状況は一向に改善されませんでした。むしろ、訪れるたびに在庫切れの札は増えているようにすら感じられました。これは単なる一時的な品薄ではありません。何か構造的な問題が起きているのではないか、そう疑わざるを得ない光景でした。ユーザーが求めているのは福札ではなく、愛車を強くするためのパーツです。その札の壁は、まるでレーサーの情熱を拒絶しているかのようでした。

消えた定番パーツたち – FRPステーとベアリングローラーはどこへ?

ミニ四駆の改造において、FRPプレートやベアリングローラーは、いわば全ての土台となる必須アイテムです。これなくして、マシンの剛性を高めたり、コーナリング性能を向上させたりすることはできません。上級者だけでなく、初心者から中級者がステップアップするためにも不可欠な、まさに「基礎パーツ」なのです。

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しかし、新座店の棚からは、その最も基本的で重要なパーツたちが姿を消していました。特にFRP製の各種ステーや、定番の13mm、19mmのベアリングローラーはほぼ全滅状態。これでは、新しいセッティングを試そうにも、破損したパーツを交換しようにも、何もできません。まるで武器を持たずに戦場へ赴くようなものです。どれだけ素晴らしいアイデアが頭に浮かんでも、それを形にするための素材が手に入らないのです。このもどかしさと絶望感は、ミニ四駆を愛する者にとって、あまりにも過酷な現実でした。

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3階に存在する常設コースとの埋めがたい溝

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新座店の不思議な点は、パーツ供給が壊滅的な状況にある一方で、レーサーがマシンを走らせるための環境は維持されていることです。ぼくが8月から10月にかけて確認した限り、店舗の3階には広々とした常設の3レーンサーキットが確かに存在し続けています。多くのレーサーがそこで自慢のマシンを走らせ、タイムを競い合っていました。

しかし、その光景はあまりにもアンバランスに映ります。サーキットで走り込み、マシンの新たな課題を見つけたとしても、その場で対策パーツを購入し、セッティングを変更することができないのです。ミニ四駆の醍醐味は、走らせて、考えて、改造して、また走らせる、このトライ&エラーのサイクルにあります。そのサイクルが、パーツの枯渇によって断ち切られてしまっている。立派なサーキットがあるからこそ、パーツが買えないという現実が、より一層レーサーの心を締め付けるのでした。


一縷の望みを託して…コジマ×ビックカメラ所沢店で見た希望の光

新座店の状況に半ば心を折られかけていたぼくですが、このまま諦めてしまうのはあまりにも悔しい。同じコジマ×ビックカメラなら、他の店舗はどうなっているのだろうか。そんなわずかな希望を胸に、2025年10月31日の金曜日、ぼくは車を走らせ所沢店へと向かいました。正直なところ、あまり大きな期待はしていませんでした。しかし、店内に足を踏み入れ、ミニ四駆コーナーを目にした瞬間、ぼくは自分の目を疑いました。そこには、ぼくがここ1ヶ月ずっと探し求めていた光景が広がっていたのです。

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そこは”普通”にパーツが買えるという名の楽園だった

コジマ×ビックカメラ所沢店のミニ四駆パーツ売り場の棚。ベアリングローラーやマスダンパーなど多種多様なパーツが陳列されている。

所沢店のミニ四駆コーナーは、まさに圧巻の一言でした。壁一面に設置された棚には、多種多様なグレードアップパーツが、それこそ隙間なくびっしりと並べられていたのです。

新座店で見るも無残な「札の壁」と化していたFRPステーのコーナーには、様々な形状のプレートが豊富に在庫されています。ベアリングローラーも、マスダンパーも、ホイールも、タイヤも、モーターも、新座店ではあれだけ手に入らなかった定番パーツたちが、まるで「いつでもここにあるよ」とでも言うかのように、静かにぼくを待っていてくれました。

コジマ×ビックカメラ所沢店のミニ四駆パーツ売り場と常設サーキットの全景。

この「当たり前」の光景が、これほどまでに心に染みたことはありません。何か特別な限定品があるわけではない。ただ、レーサーが必要とする基本的なパーツが、いつでも普通に買える。それこそが、ぼくたちがお店に求める最も重要な機能なのだと、改めて痛感させられました。新座店で感じていた渇望が、一気に満たされていくような感覚。所沢店は、まさに砂漠の中のオアシス、ミニ四駆レーサーにとっての楽園でした。

全てが揃う!電源完備の完璧なピットスペース

パーツの品揃えに感動したぼくが次に確認したのは、もちろんサーキットとピットスペースです。所沢店のサーキットは、店舗の一角に堂々と設置された3レーンの立体コース。十分に走りごたえのありそうな、楽しげなレイアウトです。

コジマ×ビックカメラ所沢店のミニ四駆ピットスペースA,B,Cの様子。奥にはサーキットが見える。

そして、そのサーキットを囲むように用意されたピットスペースを見て、ぼくは再び驚きました。A,B,Cと区画分けされた長テーブルと椅子が複数セット用意されており、その規模は、ぼくの印象では新座店のピットスペースとほぼ同等に感じられました。しかし、本当の驚きは別にありました。ピットの脇をよく見ると、なんとそこには自由に使える電源タップが設置されていたのです!

コジマ×ビックカメラ所沢店のミニ四駆ピットスペースB卓の脇に設置された電源タップのクローズアップ。

これはもはや革命的です。充電式の電池が主流の現代ミニ四駆において、現地で充電できるかどうかは死活問題。バッテリーの残量を気にすることなく、心ゆくまでセッティングと走行に没頭できる。これほどレーサーの気持ちを理解した設備が他にあるでしょうか。パーツを買って、すぐにピットで組み付けて、隣のサーキットで試走し、必要なら充電もできる。ミニ四駆の理想的なサイクルが、ここでは完璧以上に実現できるのです。

品揃えの”印象” – なぜこれほどの充実度が保たれているのか

所沢店のパーツ棚を改めてじっくりと眺めてみると、単に在庫が切れていないというだけではなく、棚全体の物量、つまり品揃えの総量自体が、今の新座店よりも多いという印象を受けました。もちろん、これはぼく個人の主観的な感覚であり、棚の数や段数を正確に比較したわけではありません。しかし、各カテゴリーの品揃えの厚みや、関連ツール、ケミカル類の充実度を見ていると、明らかにこちらの店舗の方がミニ四駆コーナーに力が入れられているように感じられるのです。

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なぜ、同じグループの店舗でこれほどの差が生まれるのでしょうか。これは完全に推測の域を出ませんが、店舗ごとの裁量や、担当者の熱意、あるいは地域的な需要の違いなどが関係しているのかもしれません。いずれにせよ、所沢店がレーサーのニーズを的確に把握し、それに応えようと努力していることは、この充実した売り場を見れば一目瞭然でした。


なぜ差は生まれた?新座店と所沢店から見える「ステーションの在り方」

同じ「コジマ×ビックカメラ」という看板を掲げながら、ここまで対照的な姿を見せた新座店と所沢店。この事実は、ぼくに多くの問いを投げかけました。特に、タミヤ公式の認定店である「ミニ四駆ステーション」を名乗る新座店が深刻な品薄に陥り、ステーションではない所沢店が充実した品揃えを維持しているという現実は、非常に示唆に富んでいます。ユーザーが本当に求める「理想の売り場」とは、一体どのような場所なのでしょうか。

店舗ごとの発注・在庫管理方針に違いがある可能性

最もシンプルに考えられるのは、店舗ごとにパーツの発注や在庫管理の方針が異なるという可能性です。ミニ四駆のパーツは種類が非常に多く、全てのアイテムを常に潤沢に保つのは簡単なことではないでしょう。そこには、店長やホビー担当者の采配が大きく影響するのかもしれません。

例えば、所沢店の担当者はミニ四駆への理解が深く、どのパーツがレーサーにとっての「必需品」であるかを熟知しているため、定番品を切らさないような発注を心がけている、という可能性が考えられます。一方で、新座店では何らかの理由でそのサイクルがうまく機能しておらず、結果として「在庫切れ札」が長期的に放置される事態に繋がっているのかもしれません。これはあくまで推測ですが、現場の担当者の熱意や知識が、売り場の魅力に直結するというのは、十分にあり得ることだと思います。

「ミニ四駆ステーション」の看板が持つ意味と責任

タミヤの公式サイトで認定されている「ミニ四駆ステーション」。この看板は、単にミニ四駆を取り扱っているという以上の意味を持ちます。それは、常設サーキットを備え、幅広いパーツを供給し、地域のミニ四駆文化の拠点となる役割を期待されている証です。ステーション限定パーツの販売や、公式レースの開催なども、その重要な役割の一部です。

新座店は、その栄誉ある「ミニ四駆ステーション」の一つです。だからこそ、多くのレーサーが信頼を寄せ、期待を込めて来店します。しかし、その期待の裏返しとして、改造の基礎となる定番パーツが手に入らない現状は、ステーションとしての責任を果たしているとは言いがたいかもしれません。「ステーションに行けば、何とかなる」。その信頼を裏切らないためにも、まずは安定したパーツ供給体制の再構築が、何よりも強く望まれます。看板の重みを、今一度考えてほしいと願うばかりです。

ユーザーが本当に求める「理想の売り場」の姿

今回、新座店と所沢店という対照的な2店舗を実際に訪れたことで、ぼくの中で「理想の売り場」の姿がより明確になりました。それは、きらびやかな限定品が並ぶことでも、巨大なサーキットがあることでもありません。

第一に、改造の基礎となる定番パーツが、いつでも安心して手に入ること。 第二に、購入したパーツをすぐに試せる、快適なサーキットと、電源といった設備も整ったピットスペースがあること。 そして第三に、お店側がミニ四駆というホビーを理解し、ユーザーに楽しんでもらおうという熱意が感じられること。

所沢店には、この3つの要素が見事に揃っていました。だからこそ、ぼくはあの日、心の底から感動し、安堵したのです。ミニ四駆は、お店とユーザーが一体となって文化を育んでいくホビーです。その原点に立ち返ることこそが、これからのミニ四駆シーンには必要不可欠なのではないでしょうか。


まとめ:ぼくたちのミニ四駆ライフはどこへ向かうのか

1ヶ月以上にわたる新座店の定点観測と、衝撃的だった所沢店への訪問。この経験は、ぼくにミニ四駆を取り巻く環境の尊さと、その脆さを同時に教えてくれました。当たり前だと思っていたことが、決して当たり前ではない。その事実に気づかされた今、一人のレーサーとして、ぼくはこれからどう向き合っていくべきなのでしょうか。

「あるのが当たり前」という環境の尊さ

所沢店の棚を前にしてぼくが感じたのは、純粋な喜びと、深い安堵感でした。FRPプレートが、ベアリングローラーが、マスダンパーが、そこにある。潤沢な在庫、清潔なサーキット、そして何よりレーサーのことを考えて用意された電源付きのピット。ただそれだけのことが、これほどまでに心を豊かにしてくれる。新座店での欠乏感を経験した後だからこそ、その「当たり前」がいかに尊いものであるかを、身をもって知ることができました。

この安定した環境を提供してくれている所沢店と、その運営に携わる方々には、心からの感謝を伝えたいです。そして願わくば、このような素晴らしい環境が、全国のより多くのお店に広がっていくことを切に願っています。ミニ四駆の楽しさは、安定したパーツ供給という土台があってこそ、何倍にも輝くのですから。

新座店の復活に一縷の望みを込めて

この記事は、決して新座店を一方的に非難するために書いたものではありません。むしろ、逆です。かつてあれほどまでに輝いていた聖地が、今の状況に陥っていることが悲しくてたまらないのです。立派なサーキットがあり、多くのファンがいる。復活するためのポテンシャルは、十分に備わっているはずです。

今回のぼくの声が、そして同じように感じているであろう多くのレーサーたちの声が、何らかの形で関係者の方に届き、状況が改善されるきっかけになることを、心の底から願っています。再びあの「パーツの壁」が、商品で埋め尽くされる日が来ることを信じて。ぼくはこれからも、新座店の動向を見守り続けたいと思います。

これからも自分の目で見て、記録し続けること

ミニ四駆を取り巻く状況は、日々刻々と変化しています。今回の件も、来月には全く違う状況になっているかもしれません。だからこそ、ぼくはこれからも自分の足でお店に赴き、自分の目で見たもの、感じたことを、ありのままに記録し続けていこうと決めました。

それは、誰かを批判するためではなく、この素晴らしいホビーが、より良い未来へ向かうための一助になりたいという、ささやかな願いからです。この記事を読んでくださったあなたも、もしお近くの店舗で何か気づいたことがあれば、ぜひ情報を共有してみてください。一つ一つの声が集まれば、きっと大きな力になるはずです。ぼくたちのミニ四駆ライフを、ぼくたちの手で、もっと豊かにしていきましょう。

2025年11月11日(火)~12日(水)はコース変更でサーキットを休止するそうです。サーキットの利用再開日は11月13日(木)ですよ~♬
あんちゃん
あんちゃん

上の画像を見てください!情報共有しますよ!
2025年11月11日(火)~12日(水)はコース変更でサーキットを休止するそうです。サーキットの利用再開日は11月13日(木)ですよ~♬

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