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ケイ・ホビー再生計画、始動。絶望から希望へ、僕らが描く「復活のロードマップ」(勝手に)

AIで調べてみた
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突然の閉店という衝撃が、ぼくたちの愛した「宝島」、ケイ・ホビーを飲み込んでから、少しの時間が経ちました。X(旧Twitter)のタイムラインに溢れた悲しみの声。行き場を失ってしまった、たくさんの模型や、たくさんの情熱。そして、閉店のわずか48時間前にぼくが見た、あの日常の光景。前回の記事では、閉店の背景を分析し、絶望的な状況の中に残された、たった一つの希望の道筋について考えました。ですが、道を指し示すだけでは、宝島にはたどり着けません。誰かが、最初の一歩を踏み出す必要があります。この記事は、その「誰か」になるかもしれない、あなたに贈るためのものです。これは机上の空論ではありません。「よし、自分がやってみよう」「この計画なら、あの人を口説けるかもしれない」と、誰かの心を動かし、現実を変えるための、具体的で、血の通った再生へのロードマップです。

あんちゃん
あんちゃん

ケイ・ホビー閉店。検索するとまだ公式サイトが検索されて中身が見られるね。そういえば、これって誰がメンテしてるんだろう・・・

ケイ・ホビー閉店。検索するとまだ公式サイトが検索されて中身が見られます。
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すべてはここから始まる:現在地と、たった一つの希望の道

壮大な計画を語る前に、まずぼくたちがどこに立っているのか、そして、どの方向に進むべきなのかを明確にしておく必要があります。感傷や希望的観測だけでは、現実は変えられません。これまでの分析で分かった事実と、そこから導き出される唯一の可能性。それこそが、この再生計画の揺るぎない土台となるのです。

失われた「宝島」の座標

ぼくたちの思い出が詰まったあの場所は、今も静かに時を止めています。国税庁の法人番号公表サイトで確認できる「株式会社ケイ・ホビー」の登記上の所在地は、「埼玉県川越市大字山田921番地11」。まさしく、あの店舗そのものです。多くの人が車を走らせ、あるいは電車を乗り継いで目指した、あの角地。今はシャッターが固く閉ざされ、ミニ四駆のモーター音も、エアガンを試射する音も聞こえません。しかし、法的には会社がまだ存在し、建物もそこにある。これが、ぼくたちの揺るぎない「現在地」であり、全ての物語が再び始まるべき場所の座標です。この場所を、ただの「跡地」にしてしまうのか、それとも再び「聖地」として蘇らせるのか。その岐路に、ぼくたちは立っています。

なぜ「事業譲渡」だけが希望の道なのか

前回の記事(https://tokodomo.xyz/?p=2886)で詳しく分析した通り、ケイ・ホビーの閉店の仕方から考えると、再生への道は極めて限られています。経営者が事業を事実上放棄してしまった場合(いわゆる夜逃げに近い状態)、お店の資産は債権者たちの間でバラバラにされ、事業として引き継ぐことはほぼ不可能になります。しかし、もし会社が法律に則った「法的整理(破産)」という手続きを選んだ場合、そこに唯一の希望が生まれます。この手続きでは、裁判所が選んだ中立な代理人(破産管財人)が全ての資産を管理します。そして、その代理人が「この事業は、バラバラに売るよりも、一つのパッケージとして誰かに引き継いでもらった方が価値がある」と判断すれば、「事業譲渡」という形で、第三者がお店を引き継ぐ道が開かれるのです。この方法の最大のメリットは、過去の会社の負債(借金)を引き継ぐことなく、在庫や店舗の権利、そして「ケイ・ホビー」という名前といった、プラスの資産だけをクリーンな状態で受け継げる点にあります。だからこそ、この細く険しい道だけが、ぼくたちに残された希望のシナリオなのです。

この計画が目指すもの

この記事は、その「事業譲渡」という千載一遇のチャンスが訪れた時に、即座に行動を起こすための具体的な行動計画です。これは、どこかの大企業が救ってくれるのを待つためのものではありません。お店を愛した元スタッフの方々、常連客、そしてこの事態を憂いている全てのファンが手を取り合い、自らの手であの場所を取り戻すための、いわば「作戦マニュアル」です。この計画を読み終えた時、あなたの心の中に「不可能じゃないかもしれない」「自分にも何かできることがあるかもしれない」という、小さな火が灯ること。それが、この記事が目指す、たった一つのゴールです。

再生への序曲:【フェーズ1】旗揚げと熱量の可視化

事を起こすには、まず「旗」を立て、仲間を集め、その熱量を社会に示す必要があります。交渉のテーブルに着く前に、ぼくたちがいかに本気であるかを証明する、今すぐにでも始められる最も重要な準備段階です。

すべての中心地となる「場」を作る

点在するファンの想いを一つに束ねるためには、情報発信と意見交換の中心となる「場(ハブ)」が必要です。誰か一人でも、「自分が旗振り役になる」と覚悟を決めた人がいれば、今日からでも始めることができます。

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  • 非公式Xアカウントの開設 例えば「ケイ・ホビー再生プロジェクト(非公式)」といった名前で、新しいXアカウントを開設します。ここを拠点に、この再生計画の内容や関連ニュース、ファンからの応援メッセージなどを発信し、集約していきます。これは、特定の個人ではなく、あくまで「プロジェクト」としてのアカウントです。非公式だからこそ、しがらみなく、自由な立場で想いを発信し、共感の輪を広げていくことができます。
  • シンプルなまとめサイトの開設 これまでの経緯、この再生計画の全貌、ファンの声などを一箇所にまとめた、誰でもいつでも見られるWebサイトを立ち上げます。難しい技術や費用は必要ありません。noteペライチのような、無料で使えるサービスで十分です。ここが、プロジェクトの信頼性を担保する「公式発表」の場となり、メディアや未来の協力者が見た時に、ぼくたちの本気度が一目で伝わる名刺代わりになります。

コミュニティの想いを「数字」に変える

「たくさんのファンが復活を望んでいる」。これは、ぼくたちの確信です。しかし、ビジネスや法律の交渉の場では、その「確信」を客観的な「数字」として提示する必要があります。そのための強力な武器が、事前の意思調査アンケートです。

  • 何を調査するのか? 前述のまとめサイト上に、「もし新生ケイ・ホビーの再建に向けたクラウドファンディングが始まったら、あなたは支援しますか?」という、シンプルなアンケートフォームを設置します。これは単なる人気投票ではありません。未来への投資意欲を測る、極めて重要な市場調査です。
  • どのように可視化するのか? 回答の選択肢には、「1,000円なら支援する」「5,000円なら支援する」「10,000円以上支援したい」「今は金額は決められないが、応援している」といった具体的な金額の目安を設けます。これにより、「現時点で、最低でもこれだけの支援総額が見込める」というシミュレーションが可能になります。この数字こそが、ぼくたちの情熱が単なる感傷ではないことを証明する、何よりの証拠となるのです。

誰が「旗」を振るのか?

この計画の成否は、誰が中心となって動くかにかかっています。理想の形は、やはりお店を誰よりも深く知る人たちが手を取り合うことです。お店の内情や商品の知識に精通した元スタッフの方々、特にコミュニティの顔であった、ざりさんのようなキーパーソン。そして、お店の文化を肌で理解し、誰よりもその復活を願っている熱意ある常連客の方々。もし、この記事を読んでくださっている関係者の方がいるのなら、どうか思い出してほしいのです。あなたが愛したあの場所の熱気を。そして、ほんの少しの勇気を出して、仲間と連絡を取り合ってみてほしいのです。この運動は、たった一人の英雄を待つものではありません。想いを同じくする仲間が集い、それぞれの得意なことで力を合わせることで、初めて実現への一歩を踏み出すことができるのです。

運命の交渉と資金調達:【フェーズ2】未来を買い取る時

もし、ぼくたちの願いが通じ、会社の資産を管理する法的な代理人(破産管財人)が登場し、事業の引き継ぎ手を公に探し始めるという、千載一遇のチャンスが訪れたとします。その時、準備してきた全てを手に、行動に移します。

交渉のテーブルという「戦場」へ

フェーズ1で結成された「旗振り役」のチームが中心となり、代理人弁護士へ正式にコンタクトを取ります。これは、単なるお願いではありません。ビジネスとしての、対等な「交渉」です。

  • 交渉の「武器」とは何か? ぼくたちが手にしている武器は二つあります。一つは、第2章から練り上げてきた、持続可能な未来を示す**「実現可能な事業計画」。もう一つは、フェーズ1で集計した、コミュニ-ティの圧倒的な熱量を示す「アンケート結果という名の客観的データ」**です。これらを手に、「我々は、この事業を、単なる在庫品の清算価値以上で買い取りたい。なぜなら、単なるモノではなく、これだけの経済的支援が見込めるコミュニ-ティという無形の価値を再生させる、具体的な計画があるからだ」と、熱意と論理をもって伝えます。代理人の使命は、資産を最も高く売ること。ぼくたちの提案が、在庫を安く買い叩きたいだけの業者よりも、結果的に多くの価値を生むことを証明するのです。

クラウドファンディングという名の「祭」

代理人との交渉で、事業を買い取るための具体的な金額が見えてきたら、いよいよ約束の時です。これは、単なる資金集めではありません。コミュニティの再結集を祝う「祭」の始まりです。

  • 目標金額の設定 事業を買い取るための価格(事業譲渡価格)に、店舗の改装費、当面の運転資金(最低でも半年分は必要でしょう)などを加えた、現実的で透明性のある目標金額を設定します。おそらく、数百万から、規模によっては1千万円を超える大きなプロジェクトになるでしょう。しかし、フェーズ1のアンケート結果があれば、決して到達不可能な数字ではないはずです。
  • お金では買えない「体験」を返す 支援してくれた仲間への感謝は、お金では買えない「体験」で返します。支援額に応じたリターン(返礼品)には、単なる商品券だけでなく、共に再建した「証」となるような、特別なものを用意します。CAMPFIRE(キャンプファイヤー)のようなプラットフォームの成功事例を見ても、共感を呼ぶのはこうしたユニークなリターンです。
リターンの例内容
共に創る権利新店舗の壁に支援者として名前を刻印する権利
最初の目撃者になる権利オープニングイベントへの特別招待、記念グッズの贈呈
技術を継承する権利ざりさん(仮)によるミニ四駆のプライベートセッティング教室への参加券
夢を叶える権利一日店長体験、自分の企画したミニレースの開催権

未来への契約

クラウドファンディングが見事成功し、資金の目処が立った時、代理人との間で最終的な契約を締結します。この瞬間、ぼくたちの想いは法的に認められ、ケイ・ホビーの魂は、正式に未来へと引き継がれるのです。この契約書こそが、新しい宝島の「海図」となります。

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持続可能な宝島へ:【フェーズ3】新生ケイ・ホビーの未来予想図

契約が完了すれば、いよいよ夢を形にする最終フェーズです。しかし、ゴールではありません。ここからが、本当のスタートです。単に昔の姿に戻すのではなく、時代の変化に対応し、持続可能な経営を実現する、未来のホビーショップの姿をここに描きます。

進化する会員制度:単なる顧客から「仲間」へ

新生ケイ・ホビーは、単なる「店と客」の関係を超え、月額制の会員コミュニティを経営の基盤とします。安定した収益を確保すると同時に、ファンとの繋がりをより強固なものにします。

  • ブロンズ会員(月額500円程度) 「ライトに応援」プラン。いつでも店内商品のパーツが5%OFFなど、気軽に始められる特典を用意。
  • シルバー会員(月額1,500円程度) 「がっつり楽しむ」プラン。ブロンズの特典に加え、ピットスペースやコースの優先利用権、会員限定のオンラインコミュニティへの参加権を提供。
  • ゴールド会員(月額3,000円〜5,000円程度) 「共に創造する」プラン。全ての特典に加え、新入荷パーツの先行予約権や、月に一度、専門スタッフから直接アドバイスがもらえる「作戦会議」への参加権、会員限定レースへのエントリー権など、特別な体験を提供します。

体験を売るオンライン戦略:いつでも繋がる秘密基地

リアル店舗の熱量を、オンラインを通じて全国に届け、新たなファンと収益源を開拓します。

  • YouTubeチャンネル「ケイホビ・リブート」 ただの商品紹介ではありません。新生ケイ・ホビーという「物語」を配信します。再建までの道のりを追うドキュメンタリー**「ロード・トゥ・リバース」。専門スタッフによる超絶テクニック解説「神テクの細道」。そして、常連さんの魂がこもったマシンを紹介する「俺のマシンを見ろ!」**。これらのコンテンツは、広告収入だけでなく、オンラインサロンやオリジナル商品のECサイトへの強力な導線となります。
  • オンラインサロン シルバー会員以上が参加できる、クローズドなオンラインコミュニティです。日々の情報交換はもちろん、オンラインコンテストや、スタッフを交えたライブ配信などを実施。遠方に住んでいて頻繁に来店できないファンにとっても、「いつでも帰ってこられる場所」を提供します。

誰も真似できない独自企画で文化を創造する

新生ケイ・ホビーは、ただ商品を売る場所ではなく、ホビー文化そのものを創造し、発信する拠点を目指します。他の誰にも真似できない、ユニークな企画で、唯一無二の価値を生み出します。

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  • デジタル会員証(NFT)の発行 会員証を、ブロックチェーン技術を使った譲渡可能なデジタルアート作品(NFT:Non-Fungible Tokenの略)として発行します。会員であること自体がコレクション性を持ち、新たなファンカルチャーを生み出します。将来的には、この会員証を持つメンバーによる店舗運営(イベント内容など)への投票権といった、コミュニティが主役となる仕組み(DAO:Decentralized Autonomous Organizationの考え方)も導入できるかもしれません。
  • モデラー・イン・レジデンス制度 国内外の著名なプロモデラーやトップレーサーを、一定期間「滞在アーティスト」として店舗に招聘します。滞在中は、彼らの神業のような制作風景を間近で見られたり、直接指導を受けられるプレミアムなワークショップを開催。ここでしか得られない、最高の体験を提供します。
  • パーツ・キュレーションBOX 「今月のざりさんセレクト」のように、専門スタッフが毎月テーマに合わせて厳選した、オリジナルパーツやレアな工具、塗料などを詰め合わせたサブスクリプションBOXを全国に発送。来店できないファンとの繋がりを深め、安定した収益を確保します。

このロードマップは、ぼく一人の妄想から始まりました。しかし、具体的な言葉と計画にすることで、少しだけ、現実味を帯びて見えないでしょうか。 多くの困難が伴うでしょう。ですが、不可能だと諦めてしまえば、可能性は永遠にゼロのままです。 この記事が、どこかで悔しい思いをしている元スタッフの方や、悲しみに暮れている常連客の方々、そして、この物語に心を動かされた、まだ見ぬあなたの元へ届くことを、切に願っています。

あんちゃん
あんちゃん

8月24日のケイ・ホビー閉店に関するXのツイートだよ。愛されてるね~。。

現場報告(片付け進む)、HP更新(問い合わせ推奨)、業界考察と、閉店の余波がありますね。公式関連の発言はゼロで、ユーザー投稿中心でした。

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