このサイトはアフィリエイトリンクを含んでいます
スポンサーリンク

【第6章】コジマ新座店のミニ四駆棚、主力欠品のもどかしさと、カーボン復活に見る「一筋の光」

ミニ四駆
スポンサーリンク
スポンサーリンク

2025年10月24日、金曜日。前回の調査からわずか1週間。ぼくは再び、コジマ新座店のミニ四駆コーナーの前に立っていました。前回(10月17日)の調査では、「少量の補充」という、か細いながらも確かな希望を見出しました。だからこそ、この1週間で何かが変わっているかもしれない、あの流れが続いているかもしれないと、淡い期待を抱いていたのです。しかし、目の前に広がっていたのは、主力パーツの多くが「在庫切れ札」で埋められた、少し寂しい光景でした。ああ、今週もまだ厳しいか…と、もどかしい気持ちがこみ上げます。ですが、そんな棚を注意深く見ていると、一つの奇妙な変化に気づきました。前回は空っぽだったはずの場所に、高価なカーボンステーだけが3つ、ポツンと補充されていたのです。主力商品は沈黙を続ける一方で、なぜ、これだけが?この「ちぐはぐ」な補充は、しかし、入荷がゼロではないという確かな証拠。この一筋の光を信じて、定点観測レポート第6章、始まります。

コジマビックカメラ新座店に一筋の光
スポンサーリンク
スポンサーリンク

1週間ぶりの期待と、「在庫切れ札」の現実

前回の調査から、わずか1週間。正直なところ、この短期間で劇的な変化が起きているとは思っていませんでした。しかし、第5章でお伝えした「少量の補充」という事実は、凍りついていたかのように見えたこの棚が、まだ動いていることの証拠でした。だからこそ、「もしかしたら、あの流れが続いているかもしれない」「FRPステーやベアリングローラーが、一つでも二つでも棚に戻ってきているかもしれない」そんな淡い期待を抱きながら、ぼくは2025年10月24日、再びコジマ新座店へと向かったのです。しかし、出迎えてくれたのは、その期待とは裏腹の、もどかしい現実でした。

わずか1週間での変化、期待していたこと

前回の調査は10月17日(金)、そして今回は10月24日(金)。きっかり1週間後の同じ曜日に訪れました。ぼくが期待していたのは、もちろん「棚の回復」です。1ヶ月以上も続く主力パーツの欠品状態。特にFRPプレートやベアリングローラーといった、改造の「核」となる部分がごっそりと抜け落ちたままの状況が、少しでも改善しているのではないか、と。

前回のレポート(第5章)で触れたように、ほんの一部ではありましたが、商品の補充は確認できました。それは、この棚が完全に見捨てられたわけではない、という希望の光でした。この1週間で、その光がもう少しだけ強くなっていることを願っていました。例えば、棚を埋めていた「在庫切れ札」が何枚かでも剥がされ、そこに商品がぶら下がっている光景を。しかし、現実はまだ厳しいようでした。

棚で目立つ「在庫切れ札」の今

ここで、ぼくがこの連載で「在庫切れ札」と(勝手に)呼んでいるものについて、改めて説明させてください。これはもちろん正式名称ではなく、ぼくがそう呼んでいるだけのものです。店舗が商品のフックに「現在、在庫を切らしております」といった旨を示すために掲示する、あの白い短冊状の札のことです。

まずは、この日の棚の様子を写した、こちらの写真をご覧ください。

これは棚の中央から右側、FRPステーや補強プレート、ベアリングローラーといった、ミニ四駆の改造に欠かせないパーツが並ぶ、いわば“一等地”です。ぼくが状況を分かりやすく示すために赤い枠で囲んだ部分、それがすべて「在庫切れ札」です。(札自体が赤いわけではありません、念のため)

どうでしょうか。「点在している」というよりも、札が“面”を形成し、棚の大部分を占有しているのがお分かりいただけると思います。特に、レーサーからの需要が最も高いであろうFRPステーの列は、少し寂しい光景が続いています。これでは、これからミニ四駆を始めようという初心者の方が訪れたとしても、何を買えばいいのか途方に暮れてしまうかもしれません。

「空フック」から「在庫切れ札」へ、運用の変化

この連載の過去の記事を読んでくださっている方は、ある変化に気づくかもしれません。以前のレポートでは、欠品の多くは「空フック」、つまり商品が何もかかっていない状態として現れていました。ぼくが黄色い枠で示したような、フックがむき出しになっている箇所です。

しかし、今回の調査で明らかになったのは、その比率の変化です。黄色い枠で示した「空フック」は下段の端や隙間に散見される程度で、棚の大部分は「在庫切れ札」によって埋め尽くされています。これは、店舗の運用に何らかの変化があった可能性を示唆しています。

考えられるのは、「欠品を放置している」状態から、「欠品を管理・表示している」状態への移行です。空フックのまま放置するより、札で欠品を明示する方が丁寧な対応とも言えます。ただ、この主力パーツの欠品が1ヶ月以上続いているという事実が、ファンとしてはもどかしいところ。きっと店舗側も、昨今の品薄の中で在庫の確保や棚の管理に苦労しているのではないか、と推測します。

主力商品が欠品する「もどかしさ」と「期待」

棚全体を見渡すと、ある種の“偏り”があることに気づきます。キットやモーター、工具類など、ある程度在庫が保たれているエリアもあるのです。しかし、なぜかFRPステーやベアリングローラーといった、改造の根幹をなす最も重要なパーツ群だけが、これほどまでに長期間、品薄が続いているのでしょうか。このアンバランスな状態は、ファンとして非常にもどかしいものがあります。しかし、だからこそ「ミニ四駆ステーション」としての今後に期待したいのです。

待ち望まれるFRPステーとベアリングローラー

ミニ四駆の改造において、FRPプレートとベアリングローラーがどれほど重要か、レーサーの皆さんであれば言うまでもないでしょう。FRPプレートは、マシンの剛性を高め、拡張性を与えてくれる、まさに改造の土台です。そして、ベアリングローラーは、スムーズな走行を実現するための生命線とも言えるパーツです。

これらのパーツは、いわばミニ四駆改造の「基本の“き”」。初心者が最初に手に取るグレードアップパーツであり、上級者がセッティングを突き詰める際にも必ず必要となります。だからこそ、模型店には常に豊富な種類が揃っていてほしい、と願うのはファンの自然な気持ちだと思います。

しかし、2025年10月24日時点のコジマ新座店の棚は、その基本のパーツが品薄な状態が続いていました。定番のFRPプレートや、人気のベアリングローラーの多くが「在庫切れ札」となっているのです。レーサーたちは「ここに来ても、欲しいものが無いかもしれない」と感じてしまい、足が遠のいてしまわないか、少し心配になります。

ミニ四駆ステーションへの「期待」

ここで改めて確認しておきたいのが、「ミニ四駆ステーション」という看板が持つ“重み”です。

ミニ四駆ステーション ショップリスト
ミニ四駆アイテム充実&ショップレースも開催。ミニ四駆レーサーのための頼れるお店の一覧です。

ぼくたちファンにとって「ミニ四駆ステーション」といえば、豊富な品揃えや専門知識を持つスタッフ、そして時にはサーキットが設置されているような、まさにミニ四駆の「専門ショップ」であり「拠点」のような場所だと期待してしまう存在です。

「豊富な品揃え」。この言葉への期待が、今のコジマ新座店の棚を前にすると、少し寂しく響いてしまいます。

店舗の「誠実さ」を信じたい

ぼくはこの連載を通して、決してこのお店を一方的に非難したいわけではありません。むしろ、逆です。近所にミニ四駆ステーションがあるという恵まれた環境に感謝していますし、だからこそ、もっと頑張ってほしい、盛り上げてほしいという強い願いを持っています。だからこそ、今のこの状況がもどかしいのです。

  • なぜ、主力商品だけが長期間欠品しているのか?
  • 補充のために、どんな働きかけをしてくれているのか?
  • 「在庫切れ札」の向こう側で、どんな努力があるのか?

これらの答えはもちろん分かりません。しかし、ぼくは店舗側の誠実さを信じたい。きっと、見えないところで在庫確保のために頑張ってくれているはず。そう信じているからこそ、あえて厳しい目で見つめ、その変化を見届け続けたいと思っています。

もどかしさの中に見つけた「ちぐはぐ」な光明

棚全体を覆う「在庫切れ札」の白い壁を前に、ぼくは深い溜息をつきました。「今週もまだ厳しいか…」と、諦めにも似た感情で棚を眺めていた、その時です。ふと、ある一点に違和感を覚えました。見慣れた欠品だらけの光景の中に、ほんのわずかですが、前回(1週間前)とは違う部分があったのです。それは、あまりにもささやかな変化でした。しかし、もどかしい状況の中だったからこそ、その小さな光は、やけに明るくぼくの目に映ったのです。

高単価「カーボンステー」3枠のピンポイント復活

その変化は、FRPプレートが並ぶ列の、ちょうど真ん中あたりで起きていました。前回・10月17日の調査の際には、そこは間違いなく「空フック」でした。棚の寂しさを象徴するかのような、3つ並んだ空のフック。それが、今回訪れてみると、見覚えのある黒いパッケージで埋まっていたのです。

そう、高単価なカーボンステーが、3つだけピンポイントで復活していたのです。

これは、FRPよりも軽量かつ高剛性で、レースで勝つためには必須とも言える上級者向けのパーツです。価格もFRPプレートの数倍するため、誰もが気軽に買えるものではありません。だからこそ、この復活劇は非常に奇妙に映りました。しかし、理由はどうあれ、棚に商品が戻ってきたことは紛れもない事実。これは紛れもない「朗報」です。

この補充が意味する「希望」

さて、この不可解な「カーボンステーだけの復活」は、一体何を意味するのでしょうか。

最も希望が持てるシナリオは、「タミヤからの小口の新規入荷」です。メーカーであるタミヤから、少量ではあるものの、商品が出荷されたという可能性。ミニ四駆のパーツは、生産ロットごとに市場へ供給されると言われています。もしかしたら、ちょうどカーボンステーの生産・出荷サイクルに当たり、コジマ新座店にもその一部が割り当てられたのかもしれません。

https://amzn.to/48Ti4pF

もしそうであれば、今後、FRPプレートや他のパーツについても、生産サイクルが回ってきたタイミングで入荷する可能性が期待できます。あるいは、バックヤードに眠っていた在庫を、棚の活性化のために出してくれたのかもしれません。いずれにせよ、「補充の線が完全に断たれたわけではない」という事実は、ぼくたちファンにとって何よりの希望です。

アンバランスさの先にある「期待」

もちろん、手放しでは喜べないのも事実です。なぜなら、この在庫回復は少し「アンバランス」だからです。誰もが求める、安価で基本的なFRPプレートやベアリングローラーは「在庫切れ札」のまま。一方で、一部の上級者しか手に取らないであろう、高価なカーボンステーだけが補充される。

この「ちぐはぐ」な感じが、またもどかしいところです。 しかし、見方を変えれば、店舗側も「とにかく何か商品を並べなければ」という思いで、困難な中で確保できたカーボンステーを並べてくれた、その努力の結果とも考えられます。

この一筋の光明が、本当の意味で希望の光となること。つまり、このカーボンステーの補充に続いて、主力商品であるFRPやベアリングローラーたちも棚に戻ってくること。それを強く期待したいと思います。

これからの定点観測とミニ四駆の未来

今回の調査で、コジマ新座店のミニ四駆棚が抱えるもどかしさと、それでも失われていない小さな希望の両方を確認することができました。「在庫切れ札」の多さと、その中での「カーボンステーだけ」という謎の復活劇。この状況は、ぼくに新たな興味を与えてくれています。この店の問題は、この店だけのものなのか? それとも、もっと大きな構造的な問題を反映しているのか? そして、ぼくたちファンは、この状況をどう見守っていけばいいのでしょうか。

他のコジマ店舗はどうなっているのか?

このコジマ新座店の状況を見ていると、ふと疑問が湧いてきます。それは、「他のコジマ×ビックカメラのミニ四駆コーナーは、一体どうなっているのだろう?」という疑問です。

もし、他の店舗でも同様に主力商品が枯渇しているのだとすれば、これは新座店だけの問題ではなく、チェーン全体、あるいはその先の供給段階で、何らかの構造的な問題が発生しているのかもしれません。

しかし、もし他の店舗ではFRPプレートやベアリングローラーが潤沢に在庫されているのだとすれば…。それはつまり、この新座店の仕入れや運用に、何か改善できる点があるのかもしれない、ということを示唆しています。

この疑問を解消するためには、比較対象が必要です。近いうちに、ぼくは他のコジマ店舗へも足を運び、その棚の状況を自分の目で確かめてみようかと考えています。いわば、定点観測の「横展開」です。そうすることで、この連載で追っている問題の輪郭が、よりはっきりと見えてくるに違いありません。

ぼくたちがミニ四駆に求めるもの

この一連の定点観測を通して、ぼくがずっと考えていることがあります。それは、ぼくたちファンが、お店に対して本当に求めているものは何なのだろうか、ということです。もちろん、豊富な品揃えは重要です。しかし、それだけではないように思うのです。

ぼくが求めているのは、おそらく「誠実さ」なのだと思います。

  • ファンが何を求めているのかを理解しようと努める姿勢。
  • たとえ品薄でも、なんとか商品を届けようと努力する姿勢。
  • 棚をきれいに保ち、訪れるのが楽しくなるような空間を作ろうとする姿勢。

たとえ結果として商品が手に入らなかったとしても、お店側にそうした「誠実さ」が感じられれば、ファンの気持ちはそう簡単には離れないはずです。「今は大変な時期だけど、この店は頑張ってくれている。だから応援しよう」と思えるはずなのです。ミニ四駆は、ただのプラスチックの塊ではありません。そこには、作る人の夢や、走らせる人の情熱が詰まっています。その想いを受け止める場所として、ミニ四駆ステーションには、商品だけでなく「誠実さ」を並べてほしい。それが、一人のファンとしての、ぼくの切なる願いです。

次回調査への「期待」

今回の調査は、大きなおどかしさと、わずかな希望、そして新たな謎を残すものとなりました。この結果を踏まえ、次回の調査への「期待」をまとめたいと思います。

まず、「カーボンステー3枠の動向」は、最優先で追いかけるべきポイントです。あれはすぐに売り切れて再び空フックに戻ってしまうのか、それとも継続して在庫が維持されるのか。その動きは、補充の実態を探る上で重要な手がかりとなるでしょう。

そして、先ほども述べた「他店舗との比較」も、ぜひ実現したいと考えています。新座店の状況を相対化することで、見えてくるものは大きいはずです。

この定点観測は、もはや単なる在庫チェックではありません。一つの店舗の棚を通して、ミニ四駆を取り巻く環境の今と、ファンとお店との理想的な関係性を探る旅になりつつあります。次にこの場所を訪れる時、棚はぼくにどんな表情を見せてくれるのでしょうか。「在庫切れ札」の数は減っているのか? そして、カーボンに続いた、次なる光明は見出せるのか。

誠実な棚づくりを、ぼくはまだ信じたい。だから、これからもこの場所を見に行こうと思います。その結末を、どうか皆さんも一緒に見届けてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました